2010/09/29

100周年

そんなわけで、クストーとカリプソ号について
いろいろ調べる機会があった。

そこでは、J.Y.クストーの業績を知ることができた。
だが、光あるところ影があるのと同様、
やはり暗部も知ってしまうのだった。

カリプソ号がシンガポールで衝突事故で沈没したこととか、
クストーの死後に起きた家族内の不和で
沈没したカリプソ号が所有権争いにまきこまれたこととか、
1943年の最初の映画上映時にナチへの働きかけが
あったのでは、、、とか、だ。

http://en.wikipedia.org/wiki/Jacques_Cousteau
http://www.guardian.co.uk/world/1999/jun/18/jonhenley1
http://bit.ly/cMVvk9

ネットにはいろいろ書かれているので
興味がある人は調べてほしい。
ソースはタブロイド紙とかも含み、真実はどうかは検証していない。

あらゆる人に影の部分はあるよな。

肝心のカリプソ号は現在レストア中とのことだが、
かつてのクルー、ファルコ氏(あの有名な!)によれば
「腐っていないところは錆びており、錆びていないところは腐っている」状態だという。
たぶん、修復のめどは立っていないのではないだろうか。
冷静に考えて、70年前の木造船、それも一度沈没したものを
ふたたび外洋航海できるよう修復するのは容易ではなかろう。

http://rtseablog.blogspot.com/2010/06/cousteaus-calypso-future-for-once.html

IWC(リシュモン)が出した金はどうなったんだよ!といいたいね。
http://www.thewatchquote.com/IWC-Aquatimer-Chronograph-Cousteau-Divers-No_5678.htm

がっ!

それらを踏まえた上で
あえてカリプソ号を作るというのも実に意義深いことだろう。
今年中には少しずつ制作をはじめたい。
なにせ今年はクストー生誕100周年だからね。

そのときに
またここに制作過程を記述することにしよう。

2010/09/27

ニンフのカリュプソオーの実体(3)

さっとみた感じではあるが、
マストや手すり、アンテナなどはちょっと太くて
ビリングボートの完成品写真と比べると、
リアル感があまりない。
空中線なんかも省略されているようだ。

空中線は鋼線で再製作したらいいかもしれない。
マストも細い部分を鋼線で再製作しよう。
けっこう大きいスケールなので、そのへんは作りやすいだろう。

やれるだけの工具は電子工作のとき揃えてある。
できるんじゃないだろうか。

あと、デカールもカリプソ号のものは
付属していないので作らないと。

実際の工作は、資料などを手に入れてから、
つまり冬になってからになるだろうが、
なるべく精密に、を目標にやってみたい。

幸い、カリプソ号の資料はネット上に溢れている。
あとは図書館ですな。

2010/09/25

ニンフのカリュプソオーの実体(2)

こいつが4500円くらいで普通に売られていたので
猛烈な勢いで購入しました。
縮尺は125分の1。ビリングボート社のものよりだいぶ小さく、
全長は33センチなので手頃だね。

かつてクストーの「沈黙の世界」を母校(小学校)の
巡回映画で観た者としてはとても捨て置けない。

1970年代中盤、我が県で土曜の13:00くらいからやってた
「驚異の世界」で、クストーの海洋ものが放映されていたこともあるし
な。

http://bit.ly/ain2PN

ちなみにオレは土曜の12:30からは「世界の料理ショー」を
観る子どもだった。

だから、オレにとっては
クストーとグラハム・カーはセットになっている。

そうだろ?スティーブ。

だが、それはまた別の話だ。

2010/09/24

ニンフのカリュプソオーの実体(1)

以前、デンマークのビリングボート社から
クストーのカリプソ号の模型が発売されていることを書いた。

http://kensosha.blogspot.com/2008/07/blog-post_17.html#links

こいつは全長90センチ以上もあるので
オレがアーリー・リタイアメントしないかぎり
製作は難しいと思っていた。(が、、、いつかは挑戦してみたい)

しかし、じつはもう一つ、模型は存在したのだ。
それが、30年ほどまえに発売された
ドイツ・レベル社の「カリプソ号」だ。
長らく販売されておらず、某巨大オークションでは
1万5千円くらいで取引されていた。
買えねーよ!

しかし、待てば海路の日和あり。
ドイツ・レベル社がこの模型を再製造した。

ただし、「カリプソ号 Calypso Exploration Vessel」ではなく、
「Ocean Exploration Vessel」として。
現在、本邦では海洋観測船 というタイトルで売られている。
正確には海洋調査船と訳すべきだろうか。


たぶん、クストー財団との関係か、
ビリングボート社との関係かわからぬが
カリプソ号としては販売できなかったのだろう。

http://www.revell.com/germany/ships/80-5101.html


でも、ここの解説ではan oceanographer(海洋学者)と
書かれている部分をクストーと読み替えれば
そのままカリプソ号の事蹟じゃん。

2010/09/23

なまり節を作ってみた



かつおのなまり節を作ってみた。
意外と簡単だった。

表面に酒と魚醤を塗り、
生姜をのせて15分ほど蒸すだけだよ。
クックパーなどの高機能キッチンペーパーを
敷くとくっつかない。

あとは酢醤油をかけて食す。
手間もかからずとてもウマいので
試されたい。
かつおのたたきが苦手な人でも食べられるはず。

2010/09/22

モノクロ用フィルターのエミュレーション


先日、K-7のボディ内RAW現像で
モノクロを選択してみた。

K-7が手元に来てからもう1年半ちかくなるのに
まだ試したことがなかったのだ、、、

うっ! これって超楽しくないか。

フィルターワークがこんなに簡単に出来るなんて!

ここでいうフィルターとは、モノクロ用のYとかMとかの
リアルなフィルターのこと。レンズの前につけるやつね。
(白黒に変換する機能のことじゃありません、、、ややこしいな)

K-7はフィルター効果をボディ内でエミュレーションするのだ。

つまり、モノクロフィルムでイエローフィルターなどを
付けるとどうなるか、というのがカメラ内でシミュレーション
できるのだ。すげえ。

肌色を強調したり、青空を強調したりできる。

そして、いろいろ試せる。
これってモノクロ写真の勉強にもなるんじゃないの。

結論としてはK-7のボディ内RAW現像は
無限の楽しみを生んでいるということだろうか。

K-5も発表されたけど
ウチのK-7にはまだまだ現役で働いてもらうぜ。
(まだその能力の1/5も働いてもらってません)

2010/09/21

「麦の穂をゆらす風」

映画「麦の穂をゆらす風」を観た。
レンタルだけどね。

http://ja.wikipedia.org/wiki/麦の穂をゆらす風

これは映画「マイケル・コリンズ」と同時代の物語だ。
つまり1920年代のアイルランド自由国時代を中心としたものだ。

http://bit.ly/aYFwqL

1995年にアイルランドを訪れた時、
ダブリンGPO(中央郵便局)など、
独立闘争の史跡などを見学した。
この映画の舞台、コークにも行ったっけ。

http://bit.ly/bYCJ7V

この映画の中で、
ニュースフィルムにマイケル・コリンズが写っていた。
http://en.wikipedia.org/wiki/Michael_Collins_(Irish_leader)

西部のゴールウェイ出身の兵士(ゴーガン)のことを
「半分は同胞だ」と言っていたが、
その意味は解らなかった。



この映画の出演者はほとんどコーク出身だという。
シネード役のOrla Fitzgeraldなんかもそうだ。
徹底している。

ともかく☆で表現すると5つ星中、☆☆☆☆☆としておこう。
読者諸君もいますぐツタヤなどで借りるといい。

2010/09/20

315にて解決し候

これで完成だ。
どうだろうか。

工具が定位置に装着された。
非常に使いやすくなったのではないか。

この方式なら、利点はたくさんある。

ゴムを掛け替えることはとても簡単なので、
将来、工具を換えたときでも対応できる。

総費用は315円。安く上がったわー。

2010/09/19

固定方法はネジとゴムひも

問題はフタへの固定なんだが、、、

都合が良いことに
このフタには、ハンドル(取っ手)を
固定するネジが付いている。

このネジを活用し、板をフタに固定しよう。

板をフタに付ける前に、
装着する工具の現物に合わせて、100円ショップで買った
手芸用のゴムひもをセットする。

裏で縛るだけなので簡単だよ。

2010/09/18

混沌より脱出する孔

フタに工具を装着する、というのは
なかなか良いアイディアだった。

このアイディアは踏襲したい。

では、どうするか。

フタに板を取り付け、そこに
工具を装着するためのゴムかなんかを
接着したりすればいいのだろう。

さっそく100円ショップにいって、
使えそうな材料を物色してみた。

ベニヤ板だと孔を開けないといけないなー
と思っていたのだが、、、

ふとみると、薄いMDFの板で、
無数の孔が開いているものが売られていた。
これだッ!

この商品を見た瞬間、勝利を確信した。

最初から孔が開いているのがいいじゃないか。
この無数の孔は、固定物をいろいろ変えることができそうだ。


これをのこぎりで切ったり、
貼り合わせたりしてフタの大きさに合わせる。

2010/09/17

混沌の工具箱に戻り居り候

以前、バイクツールの工具箱のフタに細工して
工具を取り付けられるようにしたことを
すごく得意げに書いた。

http://kensosha.blogspot.com/2008/06/blog-post_11.html

最初はよかったんだけど、
だんだん接着剤とかが取れてしまい、
すっかり荒廃してしまった。

つまり、以前のように混沌とした状態に戻ったのだ。
ああ、、、残念な結果に。

こういうふうに混沌としていると
工具が取り出しにくく、作業効率が悪くなる。
思い切って工具箱を新調しようかと
一瞬思ったが、、、、

この特売で買ったアイリスオーヤマの工具箱は
クルマの後部座席の足下にぴったりはまる、
とてもいい大きさなので手放せない。

今回は、この問題を解決することしよう。

2010/09/15

またこの季節かよ

西暦偶数年の9月になると
どうもそわそわしていかんね。

そう、、、Photokinaだ。
これがそわそわせずにいられようか。
http://www.koelnmesse.jp/photokina/

いろんな写真機関連の製品が発表されるんで
楽しいのだ。
いつの日か、ケルンメッセに行こう。

あっ!でも、、、
CP+のほうが手軽に行けそうだ。

2010/09/13

自戒

MTBで山を走っていた人が
事故で亡くなった。
このニュースは全国紙などで報じられた。

オレもトレイルを走る者として
いろいろ考えてみた。

そこは登山道だったようだ。
どの程度のきつさの下りだったかはわからないが、
その登山道のデータを見ると、標高差1000mというから
相当のものだったろう。

下りでの段差は、上からは見えない。
始めて走る場所は本当に怖い。

かつてトレイルを探して山を走っていたとき、
http://bit.ly/bp7SXq
管理用の階段なんかで滑って
背中から落ちたことは何度かあるが、
あれが頭から落ちたら、、、と思うと
ぞっとする。
バックパックを背負っていたので無事だっただけだ。

そうした場所を走るときは常に
自分の技倆を考え、自戒したい。
今日は反省のエントリといえよう。

2010/09/11

冬の主役になるか



さて、これがミノウラの最新型トレーナーだ。
値段は20000円くらい。

前輪受け(マグライザーという)と
負荷調整リモコンが付いてくるので
すごいお得感。

果たして気になる騒音だが、、、
・・・・・なんかシャーーーというだけで
全然しないよ!

リムドライブの騒音を100とすると
こっちは10もいかないよ。
そして、振動はほぼ皆無。
そのため、漕ぎながらのポッドキャストやワンセグなどの視聴も
ぜんぜんムリじゃない。

ちょっと、、、、これはもっと早く買っていれば
よかったんじゃないの?

時期を失したので価値を毀損したってことか、、、
これをあの時期に投入していれば、
戦局(鳥海山でのレース結果のこと)の挽回が
成ったかもしれなかった。
(架空戦記によくある思考パターン)

まあ、そんなことはたぶんないんですけどね。

ああ、うん、負荷のかかり方も
じぇんじぇんいいわぁー。
夜でも十分大丈夫だ。

さっそく後輪を古いタイヤに換えて
漕ぎ始めることにしよう。
冬の主役はこいつだ。

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追記

さっそく1時間ほど漕いでみた。
バイクの隣にスツールを置いて、
その上にPSPを置き、ワンセグやPodcastを視聴しながら漕いだ。
トレーナーの音はするが、
PSPのちいさな内蔵スピーカーでもなんとか聞こえる。十分だね。


2010/09/10

ブラケットの交換(2)

ロードバイクのドライブトレインの話だが、

まあオレの場合、登りに入るともう25Tか27Tだからな、、、

正直、9速で十分なんだよ。

パーツ補修であと10年はひっぱりたい。


シマノはこうした補修パーツを惜しみなく供給してくれるんで助かるー。

敷居が低いとは言えないけど、自分でなんとかしようという

気がある人には開かれた門、といえよう。


読者諸君も試されたい。


べたべたするって、、、やっぱあの加水分解だぜ、きっと。

こいつはウレタンゴムなのかもしれないな。

加水分解にはこのようにいつも悩まされる。



まず、バーテープをほどく。このチネリのバーテープも長持ちするなあ。

まだまだ使えそうだ。


そして、STIレバーの取り付けバンドを外す。こうしないとブラケットを交換できないよ。

あと、ブレーキケーブルとフライトデッキのセンサーもいったん取り外す。


このモデルは、シマノのサイクルコンピュータ・フライトデッキの

操作ボタンが内蔵されている。このモデルだけ、右側にボタンが集中しているんだぜ。

(おかげで誤操作がしばしばある)


古いブラケットは力ずくではずれる。

フライトデッキのセンサーを元通り戻し、

また力ずくで、新品をはめ込む。


たったこれだけだ。

あとはバーテープをまき直して完成。


交換したものと新品とを比べると、

だいぶ摩耗していることがわかった。


乗ってないつもりでも結構乗ってたんだなあ。


これでまた10年は大丈夫だろう。

2010/09/09

ブラケットの交換(1)

ロードバイクのデュアルコントロールレバー(9速)の

ブラケットがべたべたする。


型番はST-6501。Ultegraだ。

こいつは2000年にQuantumを組んだときのもので、

そのまま換えずにきたものだ。


素手で握ると、ぺったり張り付く。

手までべたべたするようになる。


10年を超えたくらいから、なんでだろう、

ブラケット、べたべたする。

べたべたする!!!(いとうあさこ)

オーケー、ネクスト!


では、ここでコントロールレバーを10速に交換だよ、、、


って、できるわけないだろ!そんなカネはない。

10速対応のパーツに交換すると10万ちかくかかるんだぜ。

リアディレーラー、カセットコグ、ハブ、STIレバー、

フライトデッキなどだ。買えねーよ!


そこでだ。


ブラケットのみ、パーツを購入できるんだぜ。

おなじみサイクルショップナンバーワンさんでね。

これなら送料込みで1600円くらい。助かるー。


さっそく交換しよう。(この項続く)

2010/09/07

意外にも国内の方が安い

リムドライブは

マウンテンバイクしかもっていなかったころ購入したものだ。

こいつはリムをゴムローラーで押さえつけるので

ノブのあるタイヤでもOKという優れもの、、、

騒音以外はな!


XCレースなどに持ち込んでアップしたこともあったっけ。


ここではっと気付く。

いまやオレはロードバイクと古いタイヤを持っているので、ふつうのローラーでもいいんじゃね?


まあ、妥当なところ、買い換えですな。


リムドライブは以前Vベルトを交換してあり、

機能的にはなんの問題もないので、

某巨大オークションで売ろうと思う。


では、なにに買い換えるか。

webで調べたところ、ELITEのエラストジェルシリーズ、Tacxのsatoriが
静音だという。そこで、いつものwiggle獄長で扱っているか調べたが
トレイナーは送料有料なんだってよ!送料10000円もかかってしまう。

しかし、さらに調べたところ、静音という観点では
ミノウラのGyroシリーズがすごく優秀だということだった。
複数のリアルユーザーのblogで見た情報だ。
そして価格もなかなか懐に優しいよな。

というわけで迷わず購入。

2010/09/05

固定ローラーの現在

バイクの室内トレーニング用に
ミノウラのリムドライブを持っていて、
冬の間はそれで漕いでいるのだが、、、、

騒音が大きいッ!
実際、階下できくとまるで「洗濯機チャーリー」のハラスメントだ。

(どうやらガダルカナルにおける零式水上観測機のことらしい)
http://www.j-models.org/mitsubishi-f1m.html

とにかくごーろごーろという音が激しい。
一人暮らしをしていた頃、アパートで漕いでいたら
階下の夫婦が怒鳴り込んできたほどだ。

そのため、家人がいないときしか漕げない。

この騒音が解消されれば、もっと漕げるんだが。
さて、どうするか、、、

(この項続く)

2010/09/02

この暑さ、残暑ってレベルじゃない

このまえの日曜日、
子を妻に預け、残暑のトレイルに行った。

トレイルに向かう道が崩落していたが、
この夏の工事でようやく啓開されていた。
もうあのトレイルに行っても大丈夫ですよ、、、皆よ。

この日、気温は32度くらい。
森の中でバイク(自転車)で走ったら、
滝のような汗をかいた。

そのあとトレイル脇にある温泉で再び滝のような汗をかいた。

家に戻ってペペロンチーノ(激辛)を作って食べたら
さらに滝のような汗をかいた。

これはすごい。

つまり、運動、入浴、食い物で、3種類の汗をかいたわけだ。
さらに別の種類の汗をかくべく、32度くらいの部屋で
寝てみたところ、予想通り滝のような寝汗をかいた。

これで4種類。
体の中の全ての老廃物が出たのではないか、と
思わせる。

夕食に麦酒をのんだところ
非常に旨かったことはいうまでもなかろう。